カーボンナノチューブ分散液
カーボンナノチューブ分散液(FUJICASOL®)
カーボンナノチューブ(CNT)は優れた電気・熱伝導性や機械強度を示すナノ炭素材料です。一方で、CNTは液中で凝集しやすく、本来の性能を発揮するためには液中での分散が重要です。当社では珪酸ソーダに関する知見を基に、独自に無機材料によるCNTの安定分散技術を開発しました。
製品の特徴
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無機材料による分散剤
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容易に分散剤の除去が可能
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泡立ちの少ない分散液
カーボンナノチューブ分散液(FUJICASOL®)の分散イメージ
カーボンナノチューブ分散液(FUJICASOL®)代表製品の物性値
CNTの種類 | 単層 |
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CNTの直径 | 2 nm |
溶媒 | 水 |
CNT濃度 | 0.05 wt% |
粘度 | 30 mPas |
※記載の値は保証値ではありません
透明導電膜性能(界面活性剤との比較)
カーボンナノチューブ分散液(FUJICASOL®)の塗布例
分散剤の残留しない膜を作製できます。
1.塗膜・乾燥
2.洗浄・水洗・乾燥
カーボンナノチューブ分散液(FUJICASOL®)の用途例
- 電極材料
- フレキシブル/ストレッチャブルデバイス用電極においてCNTのしなやかさと機械強度が発揮されます。
FUJICASOL®は単層/多層CNTを問わず分散可能です。水/有機溶剤にも対応可能です。受託分散も対応します。
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